【決算】ステップ2022.9Q4

ステップ

ステップ(9795)の2022.9Q4決算を受けて。

【四半期】
赤字=各期の最高の数字
青字=各期の最低の数字
【前年同期比】
赤字=+10%~
青字=△10%~

【2022.9期】
2022年4月(教師のベースアップ)、7月(従業員のうち360名に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株処分(153M)決議)に加え、
9月末には教師、職員に「コロナ対応協力寸志」(42M)支給と、教師、職員の待遇向上が目立った。

【2023.9期予想】
売上高・営業利益で約6%ずつ増加と、コロナ前の成長ペース。

【長期的方針(決算短信から要約)】
川崎・横浜は拡大余地があるので、ネットワーク形成を進めている。
一方、少子化とともに高まる「一人ひとりの子どもをより丁寧に大切に育てていこう」という保護者の志向に応える授業・システムが必要。
それを踏まえて以下①~⑥。
①授業とシステムの質の向上を、不断に誠実に追求していく。
②校舎数1:県内でも人口増継続or社会的流入の多い、かつ、当社としてシェア拡大余地が大きい川崎市や横浜市が校舎の展開のメイン。
③校舎数2:(おそらく初情報)人口減が進む地域の校舎は規模を徐々に縮小していくが、指導の質は堅持。小ぶりだが、質の高い、そして収益性も健全な校舎として運営していく。校舎規模縮小で浮いた人員は、人口の多い地域の校舎に振り向ける。
④校舎規模:②により校舎数は増加していくが、校舎単体の規模は抑え気味にしていく。15年後には、今よりも小ぶりだが、質の高い充実したスクール網を全県に張りめぐらせる。
⑤大学受験ステップの校舎を全県に広げ、県内のライブ授業を行う現役高校生の塾として不動のブランドにしていく。
⑥学童教室のネットワークの基盤をこれからの10年で強固なものにし、その後の拡大期に備えていく。
→長期的方針の実現のためには、継続的な人材獲得が不可欠。
→「新年度に向けた今年の採用活動は順調に進んでいますが、今後は今まで以上に採用活動に注力してまいります。」

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