【四半期決算分析】パラカ2021.9Q3

パラカ（4809）の2021.9Q3決算分析をします。

とうしろうブログ

2021.04.29

【決算分析】パラカ2020.9期

https://mattou3079.com/4809202009

基本情報時間貸し駐車場運営・管理。土地賃借型を中心に、土地自社保有型も展開。地方都市展開に重点（ヤフーファイナンス） 仮説検証パラカの2020.9期決算発表を踏まえ、仮説検証します。【仮説】（2019.9期時点）＜決算説明資料の営業利益率を中心に考える方法＞ 前提：KPI（賃貸・保有駐車場（車室））の堅調増加による収益拡大2020.9期経常利益予想レンジ 1,338M ～ 1,761M【検証】（2020.9期時点）2020.9期経常利益（実績） 1,185M 予想中央値からの乖離率 -23.5%≪下方乖離の理由≫ コロナによる稼働率悪化、それに伴う賃借駐車場...

【四半期】
赤字＝各期の最高の数字
青字＝各期の最低の数字
【前年同期比】
赤字＝+20％～
青字＝△20％～

賃借駐車場室数は、Q1↓、Q2↑で、Q3は減少に転じた。一方、保有駐車場室数は正反対の動き方。→収益性が高い保有駐車場の割合が増え、またコスト削減もあり、営業利益率はQ3だけで見るとコロナ前を超過。

またQ3決算と同時に下方修正。ポイントは2点。
①下半期、コロナ影響低下を前提に売上高回復を予想していたが、引き続きコロナ継続のため、売上高を下方修正。
②コロナ禍で駐車場決済アプリのリリースを無期限延期→駐車場決済アプリに係るソフトウェア仮勘定全額を減損損失として計上し、当期純利益も下方修正。