【決算分析】ユナイトアンドグロウ2021.12Q4&2022.12Q1

ユナイトアンドグロウ

ユナイトアンドグロウ(4486)の2021.12Q4&2022.12Q1決算を受けて。

【四半期】
赤字=各期の最高の数字
青字=各期の最低の数字


◆2021.12Q4
採用進捗悪+弱めの成長予想。

「2022.12期見通し」の中で、人材確保への取り組みがしっくりこない。
①ブランディング(=記事拡散、研修動画配信、採用媒体等への広告費増)がありきたりでピンとこない。
②処遇の充実は、うまくいっても収益性へのリスクがある。

引き続き、四半期ごとの「インソーシング事業人員数」と採用コストのバランスを監視。

◆2022.12Q1
・2021.12期有報にて、インソーシング事業171人に対し、同時期の決算説明会資料ではシェアード社員数162人と乖離。
・2020.12期有報では、インソーシング事業154人に対し、同時期の決算説明会資料ではシェアード社員数154人と一致。

<決算説明会資料より、人材関連の記載を抽出>
2022.12期Q1
・シェアード社員の採用はほぼ計画どおりに進捗し、前期末比+3人
・社内研修の強化により早期の戦力化が進む
・人材確保に向けた取り組みが奏功し、内定承諾率が90.9%にまで上昇
・人員増加や処遇の充実に伴う人件費増と採用強化による採用費の増加により販管費率は上昇
→販管費率上昇の主因が特に処遇充実か、気になる。
・既存顧客の需要が旺盛なため、新規の引き合いは多いものの2〜3か月待ちの状況
・採用活動の競争相手が大手SIerや大手IT企業となってきており、人材獲得競争が激化

2022.12期見込
・採用活動強化による採用関連費用、企業認知度向上のための広告宣伝費の増加により販管費の増加を見込む

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