良質なストックビジネス銘柄一覧【26銘柄|2021年4月】

投資手法

安定成長が見込めるストックビジネスの企業に投資したいが、「ストック売上比率が高い」など「良質なストックビジネス銘柄」が知りたい。SaaS銘柄のような高成長銘柄ではなく、PERが高すぎない「地味だが堅実に成長する銘柄」が好み。

このような方へ、良質なストックビジネスと考えられる銘柄をビジネスモデル別に紹介します。

今後、各銘柄について分析記事を書いていく予定です。銘柄の好みが合っていたら、ぜひブックマークをお願いします。

良質なストックビジネス銘柄の「基準」

以下を満たす銘柄を、手堅く魅力的なストックビジネスと考えています。


<ストック売上高の多さ>
「ストック指標×単価」の売上が70%以上

<ストック指標の伸び>
最低限3%以上増加

<収益力>
粗利率(20%)、営業利益率(10%)をクリア、または超える見込があること

<自動更新>
「解約率高い」「継続にコスト掛かる」は×

<景気悪化の悪影響を受ける>
「広告」「奢侈品」は×

<再現性があり展開しやすいビジネス>
「コンサルなど属人的なビジネス」は×

<中小型銘柄>
「把握がより一層難しい大企業(時価総額1000億円以上と定義)」は×

<非ITビジネス>
参入障壁の低さからSaaSは×

良質なストックビジネス銘柄の「ビジネスモデル別一覧」

それぞれの銘柄について、「基準」の判断が分かれそうな部分についてコメントしています。コメントがない「基準」は満たしていると考えています。

固定資産レンタル/賃貸・管理型

【2975/11月期】1.スター・マイカ・ホールディングス(保有)
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:リノベマンション事業
うち、「賃貸売上」は明らかにストック売上。「販売売上」は賃借人がいる販売用不動産から一定割合で退去が発生し、すぐにリノベ→販売できる場合、販売用不動産の規模に比例した売上となると考えています。
→ストック指標=販売用不動産
※ストックビジネス売上高/全体売上高=38,858M/39,568M=98%

<ストック指標の伸び>
販売用不動産残高は2020.11Q3以降、3四半期連続で減少していますが、コロナ禍の現金確保の面が強く減少ペースも落ち着いているため、一過性と見ています。

<収益力>

一時的なインベストメント事業撤退やコロナ禍の物件投げ売りで収益力は一時的に悪化していますが、個人的には回復することを見込んでいます。

【参考】株探
【4809/9月期】2.パラカ(保有)
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:賃貸駐車場、保有駐車場、その他(不動産賃貸など)
→ストック指標=駐車場室数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=100%

<ストック指標の伸び>
高利益率の保有駐車場室数は一貫して増加。賃借駐車場はコロナ禍で解約も、室数減少ペースは落ち着いた。コロナ前の室数増加ペースなら問題ないと考えています。(5-10%)

<収益力>

コロナ禍の外出自粛により駐車場稼働率が低下し、収益力は一時的に悪化していますが、個人的には回復することを見込んでいます。

【参考】株探
【9639/3月期】3.三協フロンテア(保有)
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:仮設レンタル・本設レンタル・不動産賃貸・パーキング
→ストック指標=レンタル資産
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(19,445M+2,659M+1,770M+315M)/45,754M=53%
→ストック売上高比率は低いものの、「地震ヘッジ」目的で保有しています。

【参考】株探
【9663/3月期】4.ナガワ
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:ユニットハウスレンタル事業・建設機械レンタル事業
→ストック指標=レンタル資産
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(13,182M+759M)/29,018M=48%
→ストック売上高比率は低いものの、【9639/3月期】三協フロンテアの比較対象として分析

【参考】株探
 
【8945/6月期】5.サンネクスタグループ
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:社宅管理事務代行、施設総合管理
→ストック指標=受諾件数、管理棟数・管理戸数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(3,918M+4,119M)/8,626M

<収益力>

売上高粗利率は20%を超えてきて、売上高営業利益率は10%超え定着しそうなのでOK。

【参考】株探

プラットフォーム型

【3901/12月期】6.マークラインズ
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:情報プラットフォーム事業、コンサルティング事業、市場予測情報販売事業
→ストック指標=契約企業数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(1,925M+191M+138M)/2,663M=85%

<非ITビジネス>

今のところ類がない独自のビジネスなので、取って代わられるリスクは低いと見ています。

【参考】
株探
 

教育サービス型

【9795/9月期】7.ステップ(保有)
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:小中学生部門・高校生部門
→ストック指標=期中平均生徒数 
※ストックビジネス売上高/全体売上高=100%

【参考】
株探
 
【9769/3月期】8.学究社
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:教育事業(小中学生)・不動産事業
→ストック指標=校舎数 
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(10,410M+73M)/10,920M=96%

【参考】
株探
 
【4745/2月期】9.東京個別指導学院
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:個別指導教室(高校生・中学生・小学生)・サイエンス・文章表現教室他
→ストック指標=期中平均生徒数 
※ストックビジネス売上高/全体売上高=100%

【参考】
株探
 
【2152/3月期】10.幼児活動研究会
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:幼児体育指導関連事業・コンサルティング関連事業
→ストック指標=正課体育指導実施会場数、課外体育指導実施会場数、コンサルティング契約件数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=100%

【参考】
株探
 
【8920/3月期】11.東祥
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:スポーツクラブ事業、不動産事業
→ストック指標=会員数、部屋数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(19,424M+8,760M)/34,466M=82%

【参考】
株探

セキュリティサービス型

【4342/3月期】12.セコム上信越
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:セントラライズドシステム部門、常駐システム部門、現金護送システム部門、メディカル事業部門
→ストック指標=契約件数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(16,055M+4,633M+1,131M+181M)/24,360M=90%

【参考】
株探

金融サービス型

【8771/3月期】13.イー・ギャランティ(保有)
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:事業法人向け、金融法人向け
→ストック指標=保証残高
※ストックビジネス売上高/全体売上高=100%

【参考】
株探
【3768/3月期】14.リスクモンスター
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:与信管理サービス等事業のASP/クラウドサービス
、ビジネスポータルサイト事業
→ストック指標=ID数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(1,592M+533M+386M)/3,150M=80%

【参考】
株探
 
【7199/3月期】15.プレミアグループ
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:クレジット事業、ワランティ事業、整備事業、その他事業
→ストック指標=クレジット・ワランティ取扱高
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(9,648M+3,661M)/14,015M=95%

【参考】
株探
 
【8772/3月期】16.アサックス
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:営業貸付金利息
→ストック指標=営業貸付金
※ストックビジネス売上高/全体売上高=4,479M/5,822M=77%

【参考】
株探

人材サービス型

【4327/9月期】17.日本エス・エイチ・エル
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:プロダクト・コンサルティング
→ストック指標=取引社数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(1,925M+962M)/2,964M=97%

【参考】
株探
 
【8769/3月期】18.アドバンテッジリスクマネジメント
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:メンタリティマネジメント・就業障がい者支援
→ストック指標=契約者数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(3,938M+989M)/5,263M=94%

【参考】
株探

【6556/3月期】19.ウェルビー
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:就労移行支援事業・療養事業
→ストック指標=拠点数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=100%

【参考】
株探
【7366/3月期】20.LITALICO
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:LITALICOワークス事業、LITALICOジュニア事業、LITALICOワンダー事業
→ストック指標=拠点数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=100%

<収益力>
売上高営業利益率は7%ほどと低いものの、【6556/3月期】ウェルビーの比較対象として分析

【参考】
株探
 
【4290/3月期】21.プレステージインターナショナル
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:ロードアシスト事業、プロパティアシスト事業
、インシュアランスBPO事業、ワランティ事業
、ITソリューション事業、カスタマーサポート事業
、派遣/その他事業
→ストック指標=総座席数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(19,344M+5,500M+4,495M+5,252M+6,542M)/42,377M=97%

【参考】
株探
 
【4771/3月期】22.エフアンドエム
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:アカウンティングサービス事業・コンサルティング事業
・ビジネスソリューション事業・不動産賃貸事業
→ストック指標=会員数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(3,322M+2,964M+955M+112M)/7,563M

【参考】
株探

公共サービス型

【6566/3月期】23.要興業(保有)
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:収集運搬/処分事業、行政受諾事業
→ストック指標=定期収集現場数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=(8,157M+2,392M)/11,490M=92%

<収益力>
廃プラ処理費用の高騰、資源相場の変動により、収益力は一時的に悪化していますが、個人的には回復することを見込んでいます。

【参考】
株探

その他BtoCサービス型

【6099/12月期】24.エラン(保有)
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:介護医療関連事業
→ストック指標=提携施設
※ストックビジネス売上高/全体売上高=100%

<収益力>
売上高営業利益率は上昇しつつあり、中期的に10%超えそうなのでOK。

【参考】
株探
 
【6062/6月期】25.チャーム・ケア・コーポレーション
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:介護事業
→ストック指標=居室数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=100%

<収益力>
上昇傾向で、売上高粗利率20%、売上高営業利益率10%をそう。

【参考】
株探
 
【9436/3月期】26.沖縄セルラー電話
<ストック売上高の多さ>
ストックビジネスとみなすセグメント:モバイル・FTTH・ライフデザイン
→ストック指標=総契約数
※ストックビジネス売上高/全体売上高=100%

【参考】
株探><2021.3期分析(Comingsoon)><2026.3期仮説(Comingsoon)>

 

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